ARToolkit C++ class library NyARToolkitCPP. Copyright (C)2008-2009 R.Iizuka version 0.10.0 http://nyatla.jp/ airmail(at)ebony.plala.or.jp -------------------------------------------------- ・NyARToolkitCPP NyARToolkitCPPは、NyARToolkit for Java 2.3系をベースにした、C++ によるNyARToolkit互換のクラスライブラリです。 処理性能は、オリジナルARToolKit比で、約30%~40%程度高速です。 NyARToolkitと同様に、検出数が多くなるほど高速になります。 ****現在β版につき、いくつか機能不足な点があります。**** ※現在は計算用のコアクラスのみの実装となっています。  カメラ入力・3D出力部のコードはまだ実装されていません。 ※マーカ検出クラスは、SingleMarkerDetectorのみ(単一マーカ検出クラス)  が使用可能です。MarkerDetector(複数マーカ検出クラス)は未実装です。 ※サンプルプログラムには、BGRA静止画からマーカ検出  処理を行い、その処理時間を計測するRawTestのみがあります。 ARToolkitは加藤博一先生とHuman Interface Technology Labにより 開発されたAugmented Reality (AR) ライブラリです。 詳しくはこちらをご覧下さい。 http://www.hitl.washington.edu/artoolkit/ NyARToolkitはARToolkit 2.72.1をベースに開発された、ARToolKit互換の 演算結果を持つ、Javaクラスライブラリです。 詳しくはこちらをご覧下さい。 http://nyatla.jp/nyartoolkit/ ・動作/開発環境 forWindows Visual Stadio 2008 Express Editionのコンパイル環境があります。 forLinux gccでコンパイルできるmakefileがあります。 forAlchemy Adobe alchemy用のswcを作成するmakefileがあります。 ・ディレクトリ構成 ./data マーカーファイル/カメラ設定ファイルがあります。 ./forLinux  Linux/cygwin向けのmakefileがあります。 ./forWindows  Win32向けの、VisualStadio2008用solutionファイルがあります。 ./forAlchemy  Adobe alchemy向けのmakefile、ActionScriptバインドクラスがあります。 ./inc  NyARToolkitCPPのIncludeファイルがあります。 ./src  NyARToolkitCPPのソースファイルがあります。 ./extlib  外部ライブラリを置く予定地です。 ・・モジュール構成 現在は、マーカー検出・座標変換を行う計算クラス群のみの実装です。 DirectX、OpenGLとの接続クラス、カメラ画像のキャプチャクラスは 別途実装する必要があります。 ARToolKitと置換するときには、ARToolKit変換行列→OpenGL行列 の変換関数を流用してください。 ・NyARToolkitとの差分 クラス構造は、一部C++の記法に合わせて変更されていますが、基本的には NyARToolkitと同一です。 演算結果には完全な互換性があります。 ・ライセンス extlib以下のものは、各モジュールのライセンスに従ってください。 NyARToolkitCSは、GPLv2、または商用ライセンスでご利用になれます。 GPL GPLは、商用目的/非商用目的のどちらでも利用できますが、 ソフトウェアのバイナリを第三者に公開するのであれば、 そのソフトウェアを構成するすべてのソースファイルを、 GPLライセンスで公開しなければならない制約があります。 詳しくはLICENCE.txtをみてください。 商用ライセンス クローズ開発等が可能なライセンスです。ARToolWorksから 購入することができます。価格等のお問い合わせは、 info@artoolworks.comからどうぞ。